ETFで毎月分配型を作りました、毎月お小遣いが増えたようでありがたい

株と投資信託の良いところを持ち合わせてるのがETFです。銘柄によって毎月分配が出たり、年2回分配が出たりとマチマチですが組み合わせることで分散投資も行なえリスクも減らせます。今回購入した銘柄は4つです、少ない金額で構築できて毎月分配金がもらえるようになりました。分配金といっても実質は全て株と同じ配当金扱いになります。


今回購入したETF銘柄は4つ

4つの株式銘柄(ETF)を購入しました、その内訳はJリート3種類と債券1種類です。

【Jリート3種類】

  • NZAM 上場投信 東証REIT指数(1595)
  • NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)
  • MAXIS Jリート上場投信(1597)

【債券1種類】

  • 上場インデックスファンド新興国債券 (バークレイズLocal EM国債)(1566)

これら4種類のETFを組み合わせると分配金はどうなるのでしょうか、それぞれの決算日から確認します。

分配金がもらえる決算日の確認

【NZAM 上場投信 東証REIT指数(1595)】

1月/4月/7月/10月の各15日

【NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)】

2月/5月/8月/11月の各10日

【MAXIS Jリート上場投信(1597)】

3月/6月/9月/12月の各8日

【上場インデックスファンド新興国債券 (バークレイズLocal EM国債)(1566)】

1月/3月/5月/7月/9月/11月の各10日

このように毎月分配金となり、奇数月には債券の分配金も入ってくるというものです。ではこれらの割合と利回りを確認します。

購入したETFの割合と利回り

このような割合での構成となっています、これだけ見ると非常に危なっかしいポートフォリオですね。ここから少しずつ買い増したり、見直したりはしますが国内株式のインデックス投信は配当金の回数が少ないので、毎月分配型を構築するのにはあまり向いていません。

予想分配金の利回りです。Jリートは3%前後、債券は6%近くとなっています。68%と32%の割合での総合期待利回りは「約3.9%(税引前)」です。リートをそれぞれ約36万円、債券を約52万円程購入すれば、毎月5,300円程が分配金として受け取れます。

・16,000円=53円/月
・160,000円=530円/月 ←今回はこのラインで構成しました。
・1,600,000円=5,300円/月
・16,000,000円=53,000円/月

【参考】ETFが株や投資信託と異なる点と、そのメリットとデメリットとは?

ETFは株や投資信託に比べてメリットもいっぱい、きちんとした毎月分配金ももらえます

【参考】Jリートで毎月分配型投信を作る細かい仕組みとは?

Jリート株(ETF)の組み合わせで、毎月分配金をもらう仕組みを作るには

海外ETFも盛んですが少しややこしいので、国内で買える他の国内ETFで気になっているものをピックアップしてみます。

海外リートを国内ETFとして購入する

ほとんどが国内Jリートへの投資ですが、中には「海外のリートに投資をしている国内ETF」があります。それが下記の2種類です。

  • iシェアーズ米国リート不動産株ETF(1590)
    ダウジョーンズ米国不動産指数を対象としています。
  • 上場インデックスファンド豪州リート(1555)
    S&P/ASX200 A-REITを対象としています。

それぞれアメリカとオーストラリアの不動産株への投資です。iシェアーズは年間4回の分配で、豪州リートが奇数月の10日と年間6回の分配金となります。

どちらも非常に面白いETFで国内ETFの為購入しやすく、特にiシェアーズは純資産総額が5,000億近くと豊富なのが特徴、対してオーストラリアは心もとない50億程ですがオーストラリアリートは国内ETFでは貴重です。どちらも予想分配金利回りは約3.5%と安定しているのでそこも魅力です。

ただし純資産総額は出来れば100億近くは欲しいところ、少ないと機動力に欠けますし調整がしにくくなり、最悪の場合は少なすぎて「上場廃止」になる可能性があります。ただしETFの場合は上場廃止というよりかは「繰上償還」という意味合いが強く、株のように紙切れになる事は無いのが違いです。