今日も勉強、明日も勉強、投資用語でよく耳にする「ETF」ってありますよね。名前は良く聞くけど、中身は何なのか良く分からないので調べてみました。
検索してみて分かったのは、簡単に言うと「株価指数に連動する投資信託」ということ。
なるほど、投資信託の1種なわけですね。
よく日経平均株価やTOPIXなど耳にしますが、どの株を選んだら良いか分からないので、平均的に動いてくれる数値に投資する感じでしょうか。
なんだ、投資信託のインデックスファンドと同じか、じゃあETFに投資する意味ないんじゃないの?と思いましたが、どうやら違いがあるようです。
ETFの売買の仕方と、投資信託で言う信託報酬が異なる点です。
ETFと投資信託の売買の仕方の違い
投資信託を買おうと思ったら、その日の全ての取引が終わった時点での金額でしか購入することが出来ません。
例えば、私が保有している投資信託の1つに下記があります。
<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
これもいわゆる東証に上場しているJリートの「指数に連動することを目標」としています。
つまりコレを購入すれば、Jリート全てに分散投資されていることになります。
5月8日時点での基準価額は14,571円
今購入したら14,571円でしか購入できない、ということになります。
かたやETFは株のように証券取引所が空いている時間なら、いつでも売買することができます。
もちろん、指値や成り行きで金額を指定したりすることも出来ます。
1分1秒単位でデイトレードすることも可能なわけです。
私が保有している投資信託のニッセイは、購入手数料無しなので、
安さを求めるなら投資信託の方が良いのではないでしょうか。
いつ何時、どれくらい買っても手数料は変わりません。
ETFは1回の株の売買料金がかかります、1回数百円というところでしょうか。
では、次にETFと投資信託の信託報酬、つまり維持費の違いを調べてみましょう。
ETFと投資信託の維持費の違い
先ほども例に出したニッセイの<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドは、年間の維持費(信託報酬)が0.3618%となっています。
1万円の投信を持っていれば、年間の維持費は約36円です、これは基準価額が上がったり下がったりしても、必ず取られるものです。
では、ETFの場合どうでしょうか。
維持費は・・・全くかかりません。
売買する、売る時と購入する時に同じくらいかかるだけで、基本は株と同じです。
株の維持手数料はありません。
では、ETFと投信では、どちらを買えばいいのでしょうか。
ETFは、
・株と同じように売買できる
・維持費は要らない
・売買にお金がかかる
・積立はできない。
投資信託は、
・売買にお金がかかる投信とかからない投信がある
・換金するには時間がかかる
・維持費がかかる
・積立ができる
どちらが良いかは、投資家の好みで、自分の投資方針によるのではないでしょうか。
私でしたら積立が出来るので、投資信託を選びます。
買うタイミングや売るタイミングって、判断がとても難しいからです。