紙幣のデザインって重要だと思う、だって毎日使うものでしょ?

もしもあなたの財布に入っている紙幣が、おしゃれなデザインだったら嬉しいまではいかなくても、悪い気はしないですよね。しかし、デザインが驚くほど悪いものや、変わってるものの場合、ちょっとモヤモヤっとするのではないでしょうか。海外の紙幣で新しい紙幣が発行されることはありますが、どのような基準で採用されるのでしょうか。

日本の紙幣の場合

現在日本国内で発行されている紙幣は、全部で4種類存在します。

一万円札:福沢諭吉(ふくざわゆきち)
五千円札:樋口一葉(ひぐちいちよう)
二千円札:肖像無し
一千円札:野口英世(のぐちひでよ)

最近発行された二千円札を除いて、肖像が描かれています。これは、財務大臣が定めてから公示するのが日本のルールのようです。どの人も日本人で日本国内での影響力や知名度が高い人ですね。

福沢諭吉は、学問のすすめや西洋事情が代表著作で、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉は有名です。慶應義塾を開いた方でもあり、日本に損害保険が誕生したのは福沢諭吉が、紹介したものといわれているそうです。

樋口一葉は、小説家で「たけくらべ」「にごりえ」などの代表作があります。高く評価されるも、24歳という若さでなくなったことは有名です。

野口英世は、細菌学の研究者で、黄熱病や梅毒の研究が有名です。海外で様々な賞も受賞し、日本にも多大な影響をもたらしました。

出典:お札の額面や肖像などのデザインは、誰が決めるのですか?

銀行券(お札)の種類は、政令で定められます(日本銀行法第47条第1項)。また、銀行券の肖像などの様式は、財務大臣が定め、公示することとなっています(日本銀行法第47条第2項)。

最近発行された1番新しい二千円札は、財務大臣が決めたということになります。今後の日本では、これ以上新しいお札は発行されるのでしょうか。

ニュースでコンビニのお釣りを間違って、3万・5万円渡してしまったという事案が取り出されていましたが、「3万円札」「5万円札」が出てくるとこういったことも多くなりそうです。5万円札とかが出ても、財布に入れて持ち歩くの怖いですね。

財務省のホームページによると、日本の五千円札、実は平成25年に若干変更されている事、ご存知ですか?日本銀行券の5千円券が、新様式になっているのです。

出典:新様式の日本銀行券5千円券の発行開始日を決定しました

現行の日本銀行券5千円券については、券種の識別性を向上させるため、表面左下に貼付しているホログラムの透明層(光沢性のある透明シール)を拡大するとともに形状を変更する旨、本年4月に公表したところです。この5千円券については、黒色で印刷されている記号及び番号の色を褐色かっしょく(暗い黄赤)に印刷したものとし、平成26年5月12日から発行できるよう、12月3日に日本銀行法第47条の規定に基づく告示を行うこととしました。

現在流通している5千円札は当然ですが、引き続き通常通りの使用ができます。偽札とかホログラムとか、対策の話がよくニュースで取り出されていますので、日本も様々な改良が、今後も必要になってくるのでしょう。

海外でも新紙幣がいろいろ作られている

出典:新10ドル紙幣の肖像画を女性に 米財務省、2020年にも発行

米財務省は17日、新しい10ドル紙幣に印刷する肖像画を女性にすると発表した。女性参政権が認められて100周年となる2020年にも発行する。ルー財務長官が誰にするか決め、年内に発表する。

アメリカでも、紙幣が少し変更になるそうです。日本でも変更になっているので、海外のどの国でもこういったことはあるのでしょう。新しいデザインで国民に使ってもらおうというのは、国の考えや価値観によって左右されます。

紙幣のデザインを国が決める場合がほとんどですが、中には公募という事で幅広く国民から募集する国もあります。

紙幣がモザイクに?

ノルウェー中央銀行が、2017年から使う新しい紙幣のデザインが話題です。海をテーマにしたデザインを公募したとの事、採用されたデザインはどれも斬新なものでした。

左が表面で、右が裏面だそうです。裏面って見せたくないものでも写っているのか?というくらいモザイク処理のようなものが施されています。おしゃれといえば、おしゃれかもしれません。

他にもボツになったものなど、個性的な紙幣がもりだくさん。海外のお土産などに紙幣1枚ほしい、というのも昔からあるものですが、日本では手に入らないような記念に置いておきたい紙幣ってありますよね。持っているだけで、まるでその国へ旅行に行ったような気分にさせてくれます。