スーパーやコンビニへ行くと、セールや特化商品があったり半額のシールが目に付きます。新作のお菓子やスイーツがあったり、レジ前でも手を伸ばしたくなる商品が置かれています。ついついいらないものまで購入し、後から後悔する事も多いでしょう。それだったらいっその事、使う分だけ財布の中にお金を入れてみるのはどうでしょうか。
使いすぎに注意、必要な分だけ調達するには
お金が必要なのに「給料日までまだ日にちがある・・・お金が足りない」という経験はないでしょうか。最近は使いすぎてお金が足りなくなり、安易に銀行のカードローンに申し込む人が増えています。もちろん利息が付きますし、借りた以上の金額を返済しなければなりません。借金をして負債ばかり増えているようでは、貯金や節約には程遠くなります。
生きる上で必ず必要になる物はありますが、そうでない物はかなり多い・・・その時は絶対に必要だと思ったのに、結局は買ったままろくに使っていないものが増えていくのです。
節約や我慢はストレスになる
日常生活で必要不可欠ではない出費には、「趣味や娯楽」あります。これは生活を楽しむ上で非常に大切であることも事実です。しかしよくよく考えてみるとそれらは、本当に人生を彩ってくれているかどうか怪しい出費も存在します。
特に必要でない出費を増やさないようにするには、買いたくても買えない環境にすれば良いのです。それは財布を工夫する方法です。
使う分以上のお金は持たないこと
無駄遣いをしない為にはどうすればいいのでしょうか。確実な方法としては「その日に使う予定のお金を決めておき、それ以上のお金を持たないこと」です。もちろん「クレジットカード」なんていうものは後払い扱いで限度額まで購入できる為に、持っていては意味がありません。
緊急でお金が必要になることが無いとは言い切れませんが・・・、持っていてもクオカードやポイントカードまでにしておきます。万が一必要な場合は役所や交番で、住所や電話番号を伝えたり運転免許証や健康保険証という身分証明をし借りることで助けをお願いしましょう。
財布に必要最低限のお金しか入れないメリットとデメリット
財布にお金がなければどう足掻いてもお金を使うことは出来ません。予めスーパーの値段が分かっていればいいですが、チラシでも全ての商品の価格は載っていません。ですので「予算」という扱いにして、昼食なら500円、夕食なら1,000円という風に決めて財布に入れましょう。
お金に余裕がないわけですから、コンビニでお菓子を2つ3つ買おうものなら昼食を食べられないか、最悪電車の場合は帰れなくなる訳です。ある種の自分を追い込む状況にするのです。そうでもして意識を変えていかなければ欲求を封じるのは難しく、無駄なお金を使ってしまうのが「人間」というものです。
デメリットとしては、トイレットペーパーや電池といった消耗品が安くなっている・買い置きがなくなってきたのに購入できないことでしょうか。しかしそれらは別にそこで購入せずとも、ホームセンターやドラッグストアでも販売されています。ずっと置いておける消耗品は、ホームセンターなどでまとめ買いしましょう。いますぐ必要なのは食べる物くらいですので、それ以外は後回しに出来ます。
お金を使うことや欲求を満たすことが悪いことではありませんし、人間としては当然の事です。しかしお金を貯金したり節約したり、計画を立てた目標を達成するにはある程度は自分を無理やりにでもコントロールする必要があります。
学生時代に夏休みの宿題を最終日まで残しておく方がいました。しかし最終日には必ず、どんな手を使ってでもやりとげます。つまり、そういう環境をわざと作る事が大事なのです。欲求に負けてしまう人はレシートを確認するクセもないでしょうから、強制的に抑える手法を取ってみるのは節約の1つの手なのです。