家に家電製品は何も無いと言われたら「どうやって生活しているの?」とツッコみたくなる

お金を節約する究極の方法は「使わないこと」ですが、あまりに度が過ぎるとストレスになり爆発して使ってしまう恐れも出てきます。生活をしていく上で最も支出が多い項目をあげると「家賃」「水道光熱費の主に電気代」「食費」の3種類ですが、この内の電気代を極限まで減らすには「持たない」という選択肢があるのですが、生活していけるのでしょうか。


自宅にある家電製品は必要か

自宅にある家電製品をあげてみると、特に使用頻度が高いものは下記のようなものです。大体各家庭に置いてあるものといえます。

・テレビ/レコーダー
・パソコン
・冷蔵庫/電子レンジ
・洗濯機
・クーラー/エアコン/扇風機/暖房器具/こたつ
・照明器具
・ドライヤー/シェーバー

ではこれが無ければ生活していけるのでしょうか。テレビは見なければいいですし、パソコンも使わないという方も多いでしょう(ただし携帯電話・スマートフォンで使っている人多数)。冷蔵庫は外食中心や社食(社員食堂)・学食(学生食堂)を使い、クーラーは休みの日はお店や図書館にいれば涼しいし暖かくいられます。

休みの日に郊外の家電ショップで、マッサージ機で寝ているおっちゃんがいました、ああいうのも家で買わずに使う典型的な例ですね。照明器具は無いと夜は真っ暗なので必要ですが、ドライヤーやシェーバーも社会人として身だしなみを整えるには必要でしょう。

家電製品を持っていない友人

生活が苦しくなったら節約することを考えるのは当然です。友人は賃貸で生活をしている時に、「究極の節約」をしていました。それは部屋に家電製品をほとんど持っていなかったのです。また使える機械も中古ショップや買取センターで処分していました。

唯一の欠点は、友人の部屋で遊んだ時はとても退屈だということでしょう、何も無いですからね。賃貸で生活をすれば家賃や共益費も含めて、お金の問題が嫌でも出てくるので節約が必要なのです。

以前は持っていましたが、電気代を気にしてテレビやゲーム機を使わなかったそうです。そしてパソコンも持っていなかったのは意外でした。しかしそういう生活をしていても、その人からは「不便だ」というオーラは感じなかったのです。

物や人間関係を断捨離するとは

物へのこだわりを無くして、捨てる・・・取捨選択するということが断捨離と言うそうです。これは本当に必要だから残して、これは必要ないから捨てると決めるのです。そうして減らしていくとデスク周りは綺麗になり、空間に余裕が出来ることで心に余裕が持てるのだとか。

ポイントは「以前使ったのはいつか」ということです。2年なら2年と期間を決めて、その期間全く使わないものは規則に沿って捨てたり中古屋に売ってしまいます。いつか使うかも・・・と考えているとまず使わないばかりか、置く場所も少なくなってくるからです。早く売れば高値で高価買取してくれたのに、古くなって色あせて買い取り価格が下がっていっては何も得な事がありません。

昔中古のゲームソフトを売ろうとしました、その時の買取価格は3,500円でしたが行くのが面倒で使わないのにそのまま放置していました。1年後に持っていくと、500円にまで下がっていたから驚きです。必要ないと分かったときにすぐ行動していれば、すごく得したはずです。

ミニマリストで物が無い部屋へ

ミニマリストとは「暮らしの中で持たない事」を意味します。テレビも無ければ椅子も無いというように、家電製品以外も含めた選択をして、無くても生活できる範囲で極力は何も持たないということです。究極の整理整頓方法で、お金はおろか時間を有効に使うことも可能だといいます。

物が多ければ迷いが生まれますし、物が多ければ掃除をする時間もかなり取られます。本当に必要なもの以外は部屋に置かないという方法です。ただし必要なものまで処分してしまうことになりかねないので、買い戻さないように考えとしての区切りは必要でしょう。

本当に節約をするなら古い暮らしに戻るべき?

昔は家電製品も少なく、晩御飯を作るには八百屋で野菜を買ってきて材料から自炊することがほとんどでした。外食なんて贅沢で、掃除機を使わず水につけて雑巾を絞ってという電気を使わない生活でした。確かに手間がかかりますが、生活費は確実に減らす事が可能です。

ポジティブに捉えると、手間を増やすことは運動不足解消にもなりますし、より全体像を把握することが出来ます。本当に「お金の節約」を考えているならば、古い昔の暮らしに戻ることを考えるべきかもしれませんね。