香港の市場で一部の銘柄がどんでもなく暴落しているとニュースになっていました。噂が噂を呼び、なんのことやら良く分かりませんが、仕手筋じゃね?と書いている方がいました。どういう意味でしょうか。
株価が大きく上がったり、大きく下がったりするときは大体何か原因があったりします。決算での業績予測が予想より悪かったとか、関連の会社の業績が怪しくなってきたりもあるでしょう。ある特定の分野でテレビで報じられるくらい悪いニュースがあれば、どこまで落ちるんだ!というくらいのストップ安になる場合もあります。
では、そういうニュースも無いのに驚くほど株価が変わるのには何か原因があるのでしょうか。ニュースのコメントなどを見ていると、仕手筋じゃね?と書いている人がいたのですが、何だか良く分からないので調べてみました。
仕手筋とは?
簡単に言うと株価を吊り上げまくる輩のこと、です。豊富なお金を背景に、安い株を大量に買い漁ってとにかく株価を吊り上げることを目標にします。
株価が上がっていくと周りの皆も吊られて買います、そして上がりきったところで派手に売りさばきます。その株価の差額が仕手筋の利益になるわけです。
恐ろしいですね、初心者は参加したくありません。株価の高いときに買わされて、売るに売れない塩漬け状態株になってしまいます。
仕手株とは?
仕手株とは、そういう仕手筋に狙われやすい株だそうです。買い占めるのにお金がいる株は狙われません。株価が安くて、大量に取得できる株価が仕手株です。
儲かってもいないし、誰も注目していないような株で、ある程度資金があれば買い占められそうな銘柄は狙われる可能性があるそうです。
香港では前日に中国ソーラー発電会社の漢能薄膜発電<0566.HK>が売買停止になったそうです、50%以上落ちたとか。そして今回も高銀金融<0530.HK>と、高銀地産<0283.HK>が60%以上株価が下落したそうで、自分が持っていたらと想像すると鳥肌物です。あちらの国では証券市場にストップ安とか制限は無いのでしょうか。
リーマンショックのようにドカン!と来たら怖いです、怪しい影が動いてるのでしょうか。