現在はocnのモバイルoneを契約しています。2015年中旬頃から使い始めていますが、毎月の携帯電話料金には満足しています。稀に1,515円を超えることもあり、なんだこの不明な内訳は、ということもありますが調べて納得、安く使えています。ではどのような内訳でスマートフォン代金を抑えて、節約しているのでしょうか、詳しく解説します。
目次
「au」から「ocnモバイルone」への変更
今まではガラケーからスマートフォンまでをauで「15年」近く使っていましたが、月々の携帯電話料金が高額なため、変更をしました。毎月6,000円から7,000円、高い時はもう少しかかっていたのが現在では毎月1,515円(税込)となっています。
その為には初期投資としてsimフリーかdocomoの携帯電話を購入する必要がありました。それは、当時のocnモバイルoneを使う為の条件だからです。その時はiphone5を使っていたので、文鎮化せずに有効利用できるよう自宅のみで使えるwifiネット通信機器として現在も現役です。
そして当時の少し型遅れの「iphone5s」(キャリアはdocomo)の中古品を手ごろな値段で購入し、モバイルoneとドッキングしたわけです。もちろんiphone6やiphone7、今後のiphone8やiphone9になっても、問題なく使えるはずです。
現在のiphone5s+ocnモバイルone=1,515円です
現在の料金は税込みで1,515円となっています。ではその証拠をお見せします、NTTコミュニケーションズの請求金額の確認項目です。
このように基本的には毎月1,515円となっており、例外で1,773円となった月も一部あります。この固定金額からはみ出した理由と、内訳については後程ご説明します。
1,515円のアイフォン携帯電話料金の内訳
ocnモバイルone(NTTコミュニケーションズご利用分)の料金明細書です、計算するとトータルで1,515円となります。
【OCNモバイルONE/基本料】
基本料金です、使っても使わなくても契約をしていれば料金がかかります。通常のスマートフォン代金・ガラケー代金の基本使用料と扱いは同じです。
【ユニバーサルサービス料金(ONE)】
ユニバーサルサービス料金とは、公衆電話や加入電話、他には110番や118番、119番などの緊急電話の提供を維持する為に必要な料金を「皆で負担してね」という料金の事です。docomo(ドコモ)、au(エーユー)、softbank(ソフトバンク)でも取られます。
【モバONE/SIM(音声)利用料】
これを契約しない場合は、電話をかけることが出来ません。「電話番号を持たない通信機器」となってしまうので、090・080・070などの番号を保有する、又はナンバーポータビリティーで移行する場合は必ず必要となる料金です。
【OCN光モバイル割】
これに関しては後述します。
【050plus基本料】
050プラスは050の電話番号がもらえて、同じ050同士だと通話料金が無料になったり050の固定電話やアプリ同士で無料になるサービスです。海外からでも日本と同じ通話料金で電話できたり、留守番電話がメールで届いたりとお得ですが私は使っていません。ではなぜ契約項目に入れているのでしょうか、それは次を見てください。
【050plusモバONE音声基本料割】
この300円(プラス)からの-300円(マイナス)があるため、実質は無料で使うことが出来ます。早い話がどちらも同じNTTコミュニケーションズの提供の為、サービスしてくれているわけです。他では1ヶ月当たり300円かかるところもあります。
【050plusモバONE音声ユニバ割】
もちろん電話回線なので、ユニバーサルサービス料(050)がかかりますが割引で相殺されますので無料となり負担はありません。
【消費税相当額(合算分)】
合計1,403円に消費税112円かかり、1,515円の請求となるわけです。
まちたまえ、1ヶ月だけスマホ代が高いんだけど・・・どういうこと?
お気づきでしょうか、1ヶ月だけ料金が1,773円と割高になっています。こちらの内訳を見てみましょう。
2つの支払い項目が増えています、内容を確認します。
【モバONE/通話料】
これは他の携帯電話・固定電話などに電話をした時にかかった料金です。例えば1分18円なら10分電話をした、というような感じです。
【モバONE/他社接続サービス通信料】
問題はこれです、他社接続サービス?知らない間にネットワークが他社回線に接続して、昔で言うダイヤルアップや従量課金のように料金がかかったのか?とドキっとしました。これ、実は「ナビダイヤル」が原因です。
ナビダイヤルとは?
ナビダイヤルとは0570から始まる番号の事であり、0120のフリーダイヤル(通話料)とは異なる、有料電話のことです。
【フリーダイヤル】
0120から始まり、通話料金無料で、受け取り者が料金を負担。
【ナビダイヤル】
0570から始まり、かけた人が通話料金を支払う仕組み。
電話をした時に、「この電話はナビダイヤルで接続します、○秒の通話ごとに○円の料金がかかります」というアナウンスが流れた後に、電話がかけられます。もし無料で済ませたい、お金を払いたくない場合は、この自動音声が流れているときに電話を切りましょう。
このナビダイヤルは、他社のカケホーダイや通話料無料でも別途料金がかかります。他にも00678からはじまる67コールや、0180からはじまるテレドーム、0085からはじまる空電プレミアム、番号案内サービスの104も有料です。海外からや衛生電話なども無料の範囲外となるので注意しましょう。
ネット回線がocnなら更に安くなる
先ほど出ていた「OCN光モバイル割」ですが、一部の該当者には200円の割引があります。これは自宅のインターネット回線でocn光を契約している方への割引特典です。OCN光サービスと併用すると、5回線まで各200円安くなり、5人家族だと200円×5で1,000円安くなる計算です。
バリバリネット回線使うには苦しいが、基本はwifiがあるから十分
自宅ではwifi(ワイファイ)を使い、外で少しだけニュースやアプリを使うといった使い方ですのでそれほど困りません。以前は山の近くだとゲームのアプリがロード中から進まないといったことがありましたが、最近は少しずつ回線も良くなっていますので何とか使えています。テザリングや遅いときのターボ機能もありますし、何よりも安いのがありがたい。
通常の電話はLINE(ライン)やFacetime(フェイスタイム)があるので十分で、1,515円でこれだけ使えるのは費用対効果抜群です。少しでも携帯電話代金・スマートフォン代金を節約したい方の参考になれば幸いです。