食費を節約するには、食材の調達は夜に行い、切って自分で育てるのが節約に効果的

スーパーへ行って野菜を買おうと思ったら、ものすごく高い・・・そんな時どうしますか。お弁当を買おうにも550円かぁ・・・もう少し節約したいなぁ、そんな時は買い物を夜に行うのが安く済みます。そして食料は夜に買って自分で育てましょう。食材の錬金術は誰にでも出来るのです。


なぜ夜に買うのが良いか

スーパーは朝に多くの人が訪れます。主婦やママさんは朝に買い物をして、昼食や夕食を作って用意します。しかし午前中は野菜や果物、お弁当や惣菜に至るまで全て「定価」販売されています。一切値引きがされていなくて、その時間帯が1日で最も料金が高いのです。

これが夕方になるとどうでしょうか。次第に20%オフのシールが貼られて、夜の19時を回る頃には「半額」のシールが貼られていきます。パートのおばちゃんが大量にシールを抱えて、ペタペタ貼っていたらチャンスです。それは午前中の半額で買える値段になっています。

スーパーの食材は何時に値引きがされるか?

スーパーにもよりますが、第1段階は夕方16時前後です。昼過ぎの客が過ぎて、夕ご飯の為に客足が増え始める頃に、朝から昼にかけて売れなかったものが安くなっています。そうはいっても第1段階ですから値引率は20%程です。

第2段階は19時19時30分、24時までやっているようなお店では21時頃にシールが増えてきます。その店の店長の方針にもよりますので、同じ系列のスーパーでも貼られる時間帯が異なる場合があるので注意が必要です。

買う必要は無いが買っておくべき食材とは?

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値引き商品で「冷凍」が効く食材は、その日の献立に必要が無いものでも、1カ月以内に(次のお給料が入る給料日までの間に)食べそうな食材なら迷わず購入しましょう。帰宅後すぐに冷凍して来るべき時に備えておきます。

そうすることで例えば「豚挽き肉」は380円が190円に、長ネギの束は180円が90円程で購入出来ます。値引きされると生鮮食品なら半額になることが多い為、かなり食材が安く購入出来るのです。

買って来た食材を自分で増やす錬金術

キャベツの「葉っぱ」部分だけ切り取り、芯だけを残します。芯をコップの水につけておくことで育てていきます。そうすると約1週間程で、キャベツの葉っぱが生え始めて食べることが出来るのです。芯さえ水につけておけば、1度キャベツ購入をするだけで、2回~3回程繰り返して食べられます。

他にも根っこが付いた長ネギを購入し、根っこだけ残して上だけ切り取る方法があります。根っこを水につけておくと自然と伸びていき、再度食べることが出来るのです。

野菜が不作で高騰する場合がありますが、冷凍野菜を「業務スーパー」で購入するのもオススメです。冷凍野菜というと、聞こえが悪く「品質はどうなの?」と思うかもしれませんが、実際に購入して生の野菜と比べてみてください。味や品質に変わりはありませんし、違いがあったとしてもほとんど分からないレベルです。とても美味しく、冷凍野菜は栄養価を保持出来るため、栄養価が低くなる心配もありません。家計を節約する技として、少し工夫をするだけでお金を浮かすことが出来るのです。