食費と電気代を節約すると、ストレスを溜めてしまうばかりか、本当の節約にならないことが多いのではないか?

中々給料も上がらないけど電気代や税金は上がっていく、年金や保険料も高いしどこかで節約しなければ、と思っている方は増えています。しかし節約方法を使うとストレスが溜まる一方で、そこまで節約できていない事が多々あります。思いっきりお金が浮く方法なら分かりますが、そこまで節約するべきことなのでしょうか。どのような時に節約すれば良いか、節約すべきではないかを考えてみましょう。

食料品を少しでも節約する、交通手段で考えよう

野菜の値段がやけに高騰する時期があります。そんな時はいかにして野菜を安く手に入れるか、という方法が検討されます。

例えば野菜の「特売日」を狙って、該当するスーパーに行くとします。新聞の折込チラシをチェックして、他の店より少しでも安く野菜が売っているスーパーを探します。「あ、ここが他の店よりも人参が20円安い!キャベツは10円安い!」そういう値段の差が分かると、自宅からある程度遠くてもそのスーパーへ行ってしまいます。

しかしここで考えるのは、本当にそれはお得で節約になっているかということです。自転車や歩きで近ければ問題ありませんが、地方では自動車を使ったり電車を使うと距離に応じて「ガソリン代金」や、「電車代金」がかかってきます。

1L当たり20キロ走る軽自動車の場合で、リッター120円のガソリン代の場合を計算します。往復20キロのスーパーへ行くには120円かかり、往復30キロの安いスーパーへ行くとその1.5倍の180円ガソリン代がかかります。

つまり1.5倍離れたスーパーへ行くには、60円以上の価値が無ければ逆に損をしてしまいます。それに加えて時間もかかり、長時間運転で疲れやストレスがかかります。よっぽどトータルで見て300円違う、500円違ってくるでもない限りは近くのスーパーにした方が精神的にも楽になります。

野菜や果物は味が変わらなければ、形は考えない

本当に節約したいなら、野菜や果物は同じ店でも「価格」で買いましょう。多少形が悪くても、味には全く影響が無い野菜や果物が販売されています。特に産地直送の野菜に多く、スーパーでも特設コーナーを設けている場合があります。味に影響が無いのなら、安く販売されている野菜を購入すべきでしょう。お客に出すからとか、見た目は良い方がいいとはいっても、料理をしてしまえば分かりません。

もやし生活をする

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食費を削る場合は食材費を削ることが節約する1番の方法です。安い食材の代名詞が「もやし」です。もやしは安い所で、何と「1桁」の値段で買うことが可能な場合があります。高くても数十円で、比較的高値にはならない食材です。もやし料理は、もやし炒めやナムルと混ぜたり、スープやサラダや卵にも合う万能食材です。

もやしはいろいろな栄養素をふんだんに含んだヘルシーな食品です。種に蓄えられたデンプンや脂肪、タンパク質など、潜在的な栄養素が加水分解されて、もやしになる段階でエネルギーを放出しながら細胞や組織を作って成長するという特徴があるのです。

出典:もやし生産者協会

低カロリーでカルシウムやミネラル・食物繊維やビタミンCなどが豊富に含まれています。昔は「もやしっこ」といってヒョロヒョロの子の事をもやしに例えて言われることがありました。しかし実はもやしは栄養素が多く、価格が安いバランスの取れた節約食材なのです。

節約しようとして逆にお金を使っている?

節約する際に気をつけることは、お金を抑えた反動で実はお金を使っている、という現象が起こることです。

例えば朝ごはんを削ったり、牛乳やチーズ・ヨーグルト等の乳製品をもったいないし高いからという理由で買わないとします。本来生活していく上で、カルシウムは必要です。必要なものまで節約し、骨折をしてしまったり病気になり生活に悪影響が出るという場合があります。

最近の子供は特に骨が弱く、骨粗しょう症なども将来的に心配されています。怪我をしたら病院代として治療代・通院代もかかってきます。食費も削る代償が逆に治療代金がかさみ、節約にならないのです。そして朝ごはんを抜いた影響で育ち盛りの子は空腹になり、ストレスを溜めてしまいます

節約するとしても、「必要最小限の生活をする」為には節約せずに「買う必要がある」のです。日常生活では無駄をいかに無くしていくか、ということは大事なことですが「無い」とどのような影響が起こるかを考えましょう。

光熱費の節約は本当に節約になる?

光熱費を節約するには、古い家電を買い替えることで電気代の節約が期待されています。確かにテレビやクーラーなどは1時間当たりの金額が結構変わります。10年前の冷蔵庫は今の冷蔵庫の2倍近く月に電気代がかかるといわれています。

毎日使うものなら新しい商品に変えたほうがお得ですが、例えば暖房ならあまりつけずに毛布に包まるなど、買い替えをせずそのままにしておくほうが結果的にお得な場合があります。

毎日使うなら白熱電球をLEDに・・・デメリットもあります

よく言われる節約方法が、家の照明器具を「LED照明」に買い替えることです。しかしLEDは値段が高く、熱に弱い為に熱気が篭るお風呂等にの使用に向いていません。重量も重く、光が届く範囲が白熱電球より狭いなどのデメリットもあります。

中途半端なメーカーのLEDは、寿命が長く持たない可能性があり逆に節約になりません。海外製の少し安いLEDの場合、寿命通りに使えない場合があります。LEDは白熱電球とは異なり、中身は複雑な回路の為きちんとした工程で作られた回路の品質を維持しなければなりません。

10年持つなら10年間品質が維持されるように、工場のラインに品質管理代のお金をかけているのでしょうか。白熱電球の数倍の値段で購入したにもかかわらず、同じくらいで壊れたという話も聞きます。逆に損をした事にならないようにメーカー選びには注意しましょう。