暖かい地域ならともかく、特に東北や北海道・日本海側は雪が多く降り積もってしまう地域もあります。節約の為に暖房を使わなければ病気や命に関わる場合もあり、使わないという選択肢はありません。しかし燃料費が高騰したり使っている時間が長い為、灯油代金が驚く値段になることがあります。給料は上がらないし、灯油補助金なんていうのもありません。どうすれば少しでも安く寒い時期を乗り切れるのでしょうか。
灯油代金は地域によって差があるが高い
例えば北海道で1日ストーブを入れていると、1ヶ月当たり2万円や3万円と高額になります。部屋が広くて人数が多ければ更に灯油代金は高くなります。中には5万円以上かかるという家庭もあるそうですが、家が大きい・極寒地帯はこういうときデメリットになります。北海道で無く北陸などの比較的寒い地域の場合でも、1ヶ月で1万円前後の場合が多いでしょう。
1日寝るとき以外はつけっぱなしでいたり、夜に消して朝にタイマーをセットしたりと確かに使い方は人それぞれです。少しでも費用を抑えるには、冬は「暖房費」をいかに節約するかにかかっているのです。
灯油代金を節約するにはどうすれば良いか、寒い地域の人に聞いてみる
実際に寒い地域の人にどのようにしているか聞いてみました。節約するに当たり、主に2つのポイントがあります。ポイントは冷気と暖気です。
室内の冷気と暖気を自由自在に操ろう
暖気と冷気を上手くコントロールしましょう。この2つを抑えておけば、快適になるだけでなく灯油代・暖房代の電気代が高くなるのを抑えることが出来ます。
1:外の冷気を部屋の中に入れないようにする
2:部屋の暖気を外へ逃がさない
壁や屋根がある分、外よりは中の方が暖かいのですが外にある冷気を中に入れないように工夫する必要があります。冷気が入ってくるのは「窓」です。窓の近くに行っただけで、スーっと冷たい冷気が流れてくるのが分かります。つまり隙間から隙間風が入ってきているのです。
そこで、窓ガラスに貼る「結露防止用シート」と、ドアの「隙間を防ぐ為のテープ」を購入します。結露が出来るという事は、窓に雫が付着しているという事です。この冷えた雫を無くすようにします。そして隙間にテープを貼り付けることで「隙間風」が無くなります。この2つの方法で部屋内に断熱効果をもたらすことが出来るのです。
実際に窓の近くに行くと分かりますが、風を感じなくなり効果があるという事が分かります。
他にもカーテンのレースを閉めておきましょう。防犯性が上がるだけでなく、外と中の間に壁を作ることで、室内の温度低下を防ぐことが出来ます。昼間は多少暗くなりますが、天気の良い日なら問題はないでしょう。
子供がいる場合は設定温度は下げない
子供の体調管理は大人より敏感で、特に小さいうちは体調を崩しやすくなります。大人の場合は暖房の温度を低くして、毛布や布団に包まったりして過ごすこともできます。しかし子供がいる場合は、風邪を引いたり窮屈な思いをさせますので、あまり低くすることはオススメしません。
子供がいない家庭、または子供のいない時間帯でしたら、設定温度を若干低くするだけで灯油代が減りますので、効率的に灯油代にかかるお金を節約する事が出来ます。