理系で数字や数学に強い人は、どんな仕事に向いている?

学校では文系と理系に分かれますが、特に理系は数学が重要で単純な計算だけでなく論理的思考や難関な理論など、頭を使う様々な場面でこれらは役に立ちます。文系とは全く異なる仕事で、どんな職業が向いているのでしょうか。


数学だけ出来てはダメという意味

では数学・数字に強ければ良いのかというとそうではありません。例えば論文を発表したりするのには国語が必要であり、皆の前で説明するにはコミュニケーション力も必要になります。海外で活躍するには当然英語も必要になってきます。学校で言えば、国語・社会・英語など文系の分野がある程度は必要になってくるのです。

数学だけ得意というのはもったいないので、他の文系の分野も得意でなくても苦手でないレベルまで持っていくことも重要です。他はダメでも数学だけは・・・ではなく、他は平均的だが数学だけは最も・・・というのが理想です。

そもそも数学が好きなら教師

数学がそもそも好きな場合は、数学の教師や予備校教師、家庭教師など教える先生を目指すのも良いでしょう。私学や公立、民間に限らずいつの世も教師の需要はあるものです。

いろんなものを表現したいならプログラマー・SE

自分で組み立てて世の中に表現したいのなら、プログラマーやSE(システムエンジニア)という手もあります。C言語やJAVAなどを駆使して、インターネット上のプログラムから銀行やサーバーの保守やプログラム開発まで仕事があります。

ゲームが好きな場合はゲームプログラマーもあります、グラフィックを直接プログラムで動かしたり新しいゲーム機の仕組みから、オンラインゲームまで最新のプログラム技術を肌で感じることが出来ます。

攻めるのが好きな方は証券会社や銀行

お金や市場の動き・流れを予測してお客に提案する証券会社や銀行も適任です。お客様の金融資産運用をサポートする為に、コンサルティングしたり商品を論理的に説明して販売することがあります。細かい数字の流れや仕組みなら保険会社や、企業の経理担当も合っています。

ホワイトハッカーになるという手も

近年注目され始めた国や施設を守るホワイトハッカーです。外敵からファイアウォールを駆使したり、ウイルスやマルウェアからパソコンを守ったり、量子物理学を駆使したり、サーバーの管理会社でセキュリティーを担当したり、暗号や防御システムを取り扱うウイルス対策会社などでも活躍できそうです。

数学がどれだけ必要とされているか

その職業によって数学自体がどの程度必要とされているかは、かなりの幅があります。全く異なる営業でさえも、数学に強い営業と数学に弱い営業ではお客に与える影響も異なります。全く関係の無い仕事だからといって、数学が活きないという事はありえないのです。

学校で習う数学はそれ自体が社会で必要とするのではなく、その答えに行き着くまでの論理的思考などを養うためのものです。生かすも生かさないもあなた次第なのです。