休日にドライブで高速道路を運転している時、仕事で慣れない道を運転している時、カーナビがあっても道を間違ったり降りる場所を間違うことがあります。最近では道路工事も多く、どんどん新しい道も出来、地図を更新していないと古いままの案内になります。新しくてもおしゃべりに夢中で、降りるタイミングを失敗したときはどうすれば良いのでしょうか。
高速道路はバックできない
高速運転をしている中、前から逆走やバックで進んできた場合避けられずに事故になる可能性が高くなります。
3:本線車道で、転回(Uターン)や後退(バック)、中央分離帯を横切ったりしてはいけません。
高速道路でバックをしてはいけません。通常の下道ではバックをして間違いを正すことはできますが、高速道路の場合は間違ってしまったら後戻りは出来ません。毎年逆走による事故が多く、危険なため気をつけなければなりません。例え近くに自動車がいなくても、高速運転をしているため車が見えたらすぐに追いつかれる位置にきてしまいます。
間違えた場合でも素直に次の料金所で、きちんと対応をしてもらいましょう。
乗り越した分は払わなくても大丈夫
乗り越したと気付いたら次のIC(インターチェンジ)で降りましょう。降りる際に料金所がありますが、ETCを搭載している場合でもETCレーンは通ってはいけません。通るとすぐに正規の乗り越した分も加算されて、クレジットカードに請求が掛かってしまいます。
降りる際は必ず有人の人がいる料金所へ向かいましょう。そしてこの○○で降りるはずだったのが、間違えてここまで来てしまった旨を伝えます。
そうすると係りのおじちゃんが、車のナンバーを控えます。そして「特別転回」という承認をもらいます。ETCの場合はカードを抜いて通り、現金の場合は通行券に「特別転回承認」という認印を押してくれます。
少し分かりにくいのでETCと現金払い、それぞれの流れを説明します。
乗り越した時、支払いがETCの場合
1:乗り越した旨を降り口で係りの人に伝える
2:係りの人がナンバーを控え、特別承認してくれます。
3:反対側の入り口に向かいます
4:ETCカードを外して高速に乗ります
5:降りる前にETCカードを差し込みます
6:本来降りるところで降ります
乗り越した時、支払いが現金の場合
1:乗り越した旨を降り口で係りの人に伝える
2:係りの人がナンバーを控え、「特別転回承認」という認印を通行券に押してくれます。
3:反対側の入り口に向かいます
4:現金支払いの入り口から高速に乗ります
5:本来降りるところで降ります
6:係りの人に判が押された通行券を見せます
場所によっては特別転回出来ないことも
通常は上記の方法で間違った分を支払わなくても構いません。これはNEXCOのサイトにきちんと書かれています。
参考:高速道路営業規則 第7章 特別な通行をした場合の料金 NEXCO東日本
場所によっては有人のゲートが存在しない場所もあります。機械化されてきて無人の場合は、普通に下りるしかない・諦めるしかない場合があります。特別転回の際は指定された入り口から進入する必要があり、その他の入り口から高速道路に乗った場合は正規のきちんとした料金を請求されますので注意が必要です。