主婦でも子育て中でも出来る「内職」って何があるのだろうか?

持病や病気がちなどで長時間働けなかったり、小さい赤ちゃんの子育てで自宅にいないといけなかったり、親や配偶者の介護などで中々外出できないことがあります。働かないと稼げないといけないのは分かりますが、事情があり出来ない場合は自宅で出来る内職などを検討する必要があります。ではどういう内職があるのでしょうか。

内職ってそもそもどういうもの?

内職とは本来は、本業の他に補助的な役割として自宅で働く仕事の事を指します。つまり、本職があり本職以外での収入を自宅で出来る仕事で得るというのが本来の意味になります。

しかし現在では補助的なものだけで内職、という表現も多くされています。旦那さんが本業をしており、奥さんが子育て中に少しでも稼ぎにでもなればという体系です。

内職と在宅ワークは全く意味が違う

内職のほかに最近では「在宅ワーク」というものが注目されています。家で仕事をするという意味は同じでも、中身は全く異なります。

内職には「家内労働法」が適用され、在宅ワークではそういった法律は適用されません。家内労働法とは、作業場が自宅である事、メーカーや問屋などから材料の委託を受けて、製造や加工をして賃金をもらうこと、になります。

家内労働者数は、平成23年10月1日現在、12万8,709人で、女性が90.1%を占めています。また、業種別にみると、「繊維工業」に従事する方が30.2%と最も多く、次いで「その他(雑貨等)」が20.7%となっています。

出典:家内労働について 厚生労働省

また厚生労働省では「インチキ内職」の注意喚起を行っています。内容は、最初に高いお金を払わされたにも関わらず仕事を回してもらえなかったり、仕上がり具合で買い上げを拒否されたりすることを例にあげています。

内職を始める際は、委託条件を確認すると共に、内職は高収入で稼げるものは存在しません。時給に換算すると安くなる場合が多い代わりに、自分の好きな時間で出来るのが魅力だからです。

在宅ワークに関しては内職よりは自由な反面、規定される法律はなくガイドラインに留まっています。パソコンが普及してからは、ホームページ作成などが在宅ワークに当たります。

参考:在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン 厚生労働省

それでは内職にはどんな種類があるのでしょうか。項目や単価など具体的な種類を見ていきましょう。

データ入力

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自宅のパソコンを使って、指定されたデータを入力していきます。内容としては名刺であったり、宛名であったり、名簿など個人情報に関わる入力からワードやエクセルなどの資料作成などが多いです。他には録音したテープから文字を起こすテープ起こしがあったり、アンケートの集計などがあります。

名前や住所や電話番号やFAX番号から、会社名や趣味や宛名やデータ集計など内容も様々です。基本的にはデスクトップパソコンでする方法が多いですが、若い人にはタブレットやスマートフォンのフリック入力が早い人は、スマホで作業する人もいます。

1文字当たり0.2円~0.3円とすると、1,000文字で200円~300円になります。1時間で3,000文字くらい打てれば600円~900円にはなりますが、2時間位かかる場合は時給に換算すると300円から450円くらいになります。実際にアルバイトやパートで稼ぐよりは低くなりますが、自分の好きな時間で出来るのが魅力です。

シール貼り

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商品にバーコードシールや商品名や内容量などを記載したシールを貼っていきます。綺麗に素早く貼る事で効率よく行うことができます。工場やラインなどでもある仕事ですので、それの自宅バージョンといった感じです。

軽トラックなどで、商品とシールが別々に固まった状態でドサッと持ってきてくれます。コツを掴めば誰でも出来る作業ですので、比較的敷居が低くパソコンを扱えない方でも出来るのが魅力です。同居人や子供にも手伝ってもらうことも出来ます。

他にもダイレクトメール(DM)や、お知らせのお客の宛名を貼っていくこともあります。誰でも出来るということは単価が低いこともあり、1個当たり1円とか2円という場合もあります。500個貼って500円~1,000円で、2時間で500個の場合は、250円から500円くらいになります。

シール貼りの場合は、ネットで探すより地元で斡旋してもらうことのほうが多いようです。

ティッシュに広告を入れる

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繁華街や駅前でよく配っているティッシュですが、その中身は企業の広告が入っているものがほとんどです。実はコレ手作業で入れている場合がほとんどで、内職の範囲で行っています。地元の新規オープン店の告知や、キャッシングなどの紹介から福祉など献血のお願いなんかもあったりします。

通常のポケットティッシュに広告を入れるスペースがあるので、そこに1枚の広告を入れていきます。1個当たり1円~2円が多く、500個で500円から1,000円になります。これも同居人や子供でもやろうと思えば出来る仕事です。

パソコンが使えなかったり、手が動けば使える仕事なので病気や怪我で動けなくても作業することができます。ティッシュ広告は日本全国どこでも需要がありますし、業者がもってくるのも運ぶのも軽いので持ってきてもらえるのも楽ですね。

モーニングコールをする

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朝起きれない方、目覚ましをかけていても2個3個かけたり、絶対に遅刻できない場合など誰かに起こして欲しい、そんな時ありますよね。ホテルや旅館でも頼めば朝の指定した時刻にモーニングコールしてくれます。それをするのがモーニングコールの仕事です、1件当たりの歩合制です。

朝に強い方や早起きが得意な方にオススメで、朝の5時から8時くらいまでが多いのではないでしょうか。

単価は1件当たり100円~と高く、1日当たり数十件あれば結構な額になります。ただし1人当たり何回かコールする必要があるのと、完了したら企業に報告する必要がある場合が多いです。

きちんとしてくれる方や、声や対応がよい場合はお客から指名されることもあります。そうなれば定期的に仕事が回ってきて、最近ではラインやスカイプなどでこちらの電話番号が分からない仕組みを取っていたり、働くほうにとっても配慮されています。

ただし電話口から声だけの静かな環境、つまり子供がいて泣き声などが聞こえると印象を悪くする場合があります。滑舌が悪い芸人などでもあるように、ハキハキ言える人である事も求められます。

ネットで募集している企業がほとんどで、日本全国のお客に対応できるのが電話の良いところです。最近は人気の為、新規の募集は多くはないようです。

初期費用が発生するところは要注意

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ほとんど全ての内職や在宅ワークには、初期費用は必要ありません。初期費用が発生するところは怪しいと判断するべきでしょう。例えばアルバイトでも町のコンビニや飲食店で、服代が自腹で購入なんて無いですよね?つまりそういうことです。

交通費が全額出ないで持ち出しが発生したり、食べ物を落としてダメにした場合は自腹で弁償などの場合は分かりますが、仕事をする前からお金を払うのはまずありえないでしょう。

契約する際はきちんと内容を吟味し、規約や契約内容で不備がないか、おかしなところや疑問に思ったことは質問し、対応が怪しければ見送ったほうが良いでしょう。ネットで探すか、ハローワークや地元の仕事紹介などで応募できるところもあります。空いた時間でする仕事ですが、中には割に合わない仕事や面倒な仕事、楽な仕事など様々です、やってみなければ分からないことも多いので、まずは試してみるのが良さそうです。