投資信託の「未受渡買付残高」って何だろう?

投資信託を売買していると、分配金コースを選んで購入する必要が出てきます。「再投資型」と「受取型」の2種類が存在します。これはインデックス投信や、毎月分配型投信などに限らず全ての投信に当てはまります。しかし購入するタイプを間違えたことから、疑問が出てきました。

再投資型と受取型の違い

投資信託を購入する際に選ぶ、分配金のコースは上記の2種類存在します。違いは何でしょうか。この設定を間違えて購入すると、今後の資産運用に悪影響が出るばかりか、管理する上でややこしいことになります。

再投資型とは?

各投資信託には「決算日」というものが存在します。その決算日は各投資信託のファンドによって異なります。あるファンドでは年に1回の5月12日であったり、またあるファンドでは毎月5日であったりと様々です。

その決算日に分配金が出るファンドと、出ないファンドがあります。一般的に出ないファンドは、いわゆるインデックス型が多く、出るファンドは毎月分配型ファンドが多数を占めています。もちろん毎月1回のほかに隔月や、半年に1回、1年に1回と分配金が出ているファンドでも異なっています。

その分配金が出た際に、再度同じファンドを購入することを目的とした買い方が「再投資型」となります。

受取型とは?

再投資型との違いは、決算日に出た分配金をそのまま受け取るか、再度購入するかの違いです。受取型は受取だけで終了し、購入は行いません。

投資信託はすぐには購入完了しない

株の場合は基本的に購入すれば、すぐ保有した事になり流動性が高いです。しかし投資信託の場合は、買い付けた際に3種類の日付が存在します。

1:注文日
その投資信託を購入依頼をした日になります。この時点では注文は仮でしか確定していません。

2:約定日
注文した投資信託が、お金を払って購入できた日です。注文日から約定日までは何日か日をまたぎますので、当日になるまで注文数量の口数や基準価額は分かりません。

3:受渡日
この日になってやっと自分のものにすることができます。注文した証券会社で保有ファンドとして収支を確認することが出来るようになります。

投資信託の購入方法を間違えた!?

購入する際に2つの「再投資型」「受取型」の2種類が存在することが分かりました。では再投資型を購入するはずが、受取型で注文してしまった場合、逆に受取型で注文するはずが再投資型で注文してしまった場合はどうなるのでしょうか。

注文してすぐに気がついた場合は取り消しをすることが可能です。もし約定するまで気付かなかった場合は、諦めましょう。そして分配金コースの変更に申し込みます。

しかしその際に「未受渡買付残高が存在する為、コース変更することは出来ません。」とエラーが出る場合があります。これはどういうことなのでしょうか。

分配金のコースを変更する際は、受け渡しが完了している事が条件となります。つまり、受け渡し日が来るまでは、一切コース変更は出来ないのです。

受け渡し日が過ぎたのに変更できないことがあるけど?

実は落とし穴として、受け渡し日が過ぎて確実に自分の投資信託になったにもかかわらず変更ができないことがあります。それは、分配金が出たということです。分配金が出ると、再投資をする設定にしていた場合、更に買い増しが行われます。そうすると、再度約定日と受渡日が設定される事になるのです。

おかしいなと感じた場合は、保有している投資信託が再投資していないかどうか確認してみましょう。