2015年は日経平均株価が2万円を超え、中国経済不安から急降下したりと様々な出来事がありました。私はと言うと、中長期計画の資産運用として様々な投資を行いました。良かったものもあれば、手を出さなかったほうが良いものもあり勉強になった1年間でした。1年間の資産運用について、まとめをして整理してみます。
目次
基本的な柱は4つ
私の現在行っている主な投資は4種類です。「株式」「投資信託」「ソーシャルレンディング」「金・銀・プラチナ」が主力です。
この他にもいくつかプラスアルファで行っているものもありますが、それはまた別の機会に。世の中には胡散臭い投資話もあれば、銀行の利子のように確実に増える方法もあります。
マンションや戸建ての不動産を購入しての投資や、太陽光の野立ての投資、駐車場経営の投資、興味のあるものを上げればきりがありません。しかし運用できる金額は決まっており、私自身お金も無いので出来る範囲でチャレンジしています。
どの投資を行い、どの程度の配分にしてリスクとリターンを取っていけばよいかは誰にも分かりません。自分が納得して投資し、ダメだった時は自己責任で切り替えられる投資を考えていくのが良いのではないでしょうか。
株式運用について
基本的には国内の株式銘柄で運用しています。米国や中国にも興味はありますが、詳しくないので分かりやすい国内を基本路線としています。
小額で購入でき、利回りが比較的良く、株主優待があればなお良い、しかも割安で安定した銘柄を、という考え方です。
現在保有している銘柄と収支です。
+07% (7590)タカショー
+12% (8411)みずほフィナンシャルG
+11% (3167)TOKAIホールディングス
-01% (3293)アズマハウス
-11% (8002)丸紅
+01% (6727)ワコム
-03% (3298)インベスコ・オフィス・Jリート
-10% (8966)平和不動産リート
購入した時期から、日経平均株価が5%程下がっています。配当金も含めると正直プラスマイナスほぼ0という収支です、ここまで綺麗に収支がほぼ0というのも珍しいですね。
つまり、何も損はしていないが何も儲かっていないということになります。ある程度高値では掴みましたが、下落しても配当利回りが高いので収支をカバーしてくれます。
年間の利回りは4%以上を目標にしています、商社とJリート関連にあまり元気がありませんが2016年は巻き返してくれるのでしょうか。
更に詳しいまとめは上記リンクからどうぞ。
投資信託運用について
積立とスポット購入での運用をしています。インデックス投信と毎月分配型投信を実際に購入し、本当はどれくらい収支に差が出来てくるのかなどを見ています。30年後の積立結果も神のみぞ知る、ということですので毎月分配型も経営者の考え方を取れば、悪くは無いのかもしれません。
「インデックス投信」
・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ Jリートインデックスファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンド
「毎月分配型投信」
・ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)
・マニュライフ・新グローバル配当株ファンド(毎月分配型)
2015年の運用結果は、「インデックス投信」が-0.3%で「毎月分配型投信」が+2%という結果になりました。
投資信託の詳しい中身は上記リンクからどうぞ。
現在の私の投資で、最も構成比率が大きいのが投資信託になっています。それは将来に向けた投資、つまり中長期的な投資を考えた場合、複利運用で積み立てることが重要と判断したからです。しかし今後の投資方針は、経済環境に左右されますので、あくまでも現時点での方針という事になります。
金・銀・プラチナ運用について
いわゆる実物資産といわれるものですが、私自身は保有していません。というのも、手元に無いし持つことも出来ないのです。
もう少し詳しく言うと「特定保管」と「消費寄託」があり、特定保管は運用会社が倒産しても財産は保護されますが手数料が高く、消費寄託は財産は倒産すると会社扱いのものとなりますが手数料が安いのです。
消費寄託は金のバーなどに実物へ換金できない場合が多いですが、金を実際に持つことが運用ではないので消費寄託にしています。
-18% 金(gold)
-22% 銀(silver)
-28% プラチナ(platinum)
2015年はすごかったです、恐ろしいくらい暴落しました。
金・銀・プラチナの詳しい中身は上記リンクからどうぞ。
ソーシャルレンディング(クラウドファンディング)運用について
リスクはありますが、必要としている企業に貸し出して利益を得る手法です。一部では延滞が起こっているという事も聞きますが、私自身は延滞やデフォルトには合っていません。
・maneo(マネオ)
・lucky-bank(ラッキーバンク)
・crowdbank(クラウドバンク)
現在投資運用しているのは上記の3社です。他のサービスを行っているところもありますが、現在はあまり手を広げたくないという思いがあります。確かに分散投資し、リスクを分けることは重要ですが細かく分けすぎた為に、把握できないという事態に陥ることだけは避けたいからです。
分配月 | 分配金額 |
2015年06月 | 1,150円 |
2015年07月 | 6,530円 |
2015年08月 | 4,722円 |
2015年09月 | 4,156円 |
2015年10月 | 8,456円 |
2015年11月 | 5,363円 |
2015年12月 | 3,982円 |
合計 | 34,359円 |
■2015年のソーシャルレンディング投資結果まとめ、結局利回りは何パーセントになった?
源泉徴収された後の、年間利回りなども掲載しています。
2016年は国内外で経済イベントがたくさん
1月1日からは、個人情報問題も山積みですが「マイナンバー制度」が開始されます。3月からはアメリカでスーパー・チューズデーがあります。大統領選挙の年に予備選挙・党員集会が行われ、世界を牽引する米国で今後の行く末を左右します。夏にはリオデジャネイロで五輪が開催され、11月にはアメリカの大統領選挙があります。
国内では北海道新幹線の開業や、電力小売の自由化、参議院総選挙などが特に注目を浴びる事になるでしょう。2016年の資産運用はどのようになるのか、今から不安でもあり楽しみでもあります。