2015年の投資信託の売買と配当金・積立まとめ

元々2014年度に少し投資信託を購入していたのですが、年末に利益確定の為全て売却しました。この時は長期投資というより、個人的事情により売却したので2015年度から本格的に投資信託運用開始、となりました。中国経済や不動産の不調などで価格が大きく動きましたが結果はどうなったのでしょうか。また、インデックス投信と、毎月分配型のタコ足配当の両運営の結果はどのようになったか、見ていきます。

私の投資信託運用について

投資信託を買い始めたのは2015年の1月になります。積立と1回ごとにタイミングを見計らって購入するスポット購入を組み合わせて、少しずつ買い増していきました。

実は2014年度は毎月分配型投信を購入していましたが、利益が結構出ましたので全て売却しました。いわゆる利益確定というものです。

しかし2015年度からはインデックス投信で、タコ足でもったいないことをしている毎月分配型投信よりインデックス投信の積立で年間5%程の複利運用をしていこうという結論になり、積立+スポット買いを行いました。

目先の利益よりも長期投資で将来へのコツコツ積立、という理想的ないわゆる一般的な投資スタイルです。毎月分配型はほとんどが赤字で、手数料も高く長期投資での複利運用の効率が悪いというのが答えです。

私自身インデックス運用派や、毎月分配型派のどちらがいいなどとは言いません。自分にあったスタイルで納得すれば、それが1番の投資のやり方だと思っています。

そこでふとした疑問が出てきました、2014年度に黒字でフィニッシュした毎月分配型は本当に行ってはいけない手法なのだろうか?ということです。

毎月分配型のメリットとデメリット

毎月分配型で検索をすると、決まって出てくるのがデメリットばかりだということです。確かにフタを開けてみると、タコ足で複利を期待しての再投資には税金もかかるし、インデックス投信と比べると効率が悪いということです。

実際に調べてみると、ほとんどの毎月分配型が投資しても利益は薄い状況にありました。しかしノーロードと呼ばれる購入時の手数料が無料になることや、信託財産留保額という売却時にお金がかかるというものが、インデックス投信に比べて手数料が高いことが分かりました。

インデックス投信でも、運用料金として「信託報酬」がかかってきます。しかし毎月分配型の場合は倍近い手数料で、酷いものだと数倍の手数料を取られるものがありました。

そこで年間収支で計算してみると、ほとんど儲からない投信が多く存在している事が分かりました。利益が出るのはかなり少ない投信で、「毎月分配型投資信託は儲からない」ではなく「毎月分配型投資信託のほとんどが儲からない」という結論に至りました。

しかしインデックス投信は、今赤字でも将来的に30年後に大きくプラスになっていればいいと言うやり方です。確かに複利効果は大きく魅力的です。ただこの考え方って、経営者の考え方ではなくて、社員の考え方なんです。

私自身、本職はショップの店長をしています。そこで求められるのは、今利益を出していかなければいけない、ということです。確かに将来への投資で赤字の期間、というのは必要経費で仕方が無いことです。ではいつまでそれを続けるのか、ということです。1年後に黒字になるから、今は赤字だけど我慢しようというのなら分かります。しかし、今は赤字で、そのうち黒字になるから頑張ろうでは経営者失格でしょう。

どれくらいのコストをかければどれくらいの利益になるか、そこは考えないとやる意味がありません。ということは、インデックス投信と言うのは運任せに近いことになります。

10年後に100万円手にする「かもしれない」のと、毎月1万円「入る」というのでは全く異なります。年率5%で推移するかも、といっても10年トータルで見ての話ですし老後の30年後に「お金が必要になった時」に大きく基準価額が下がっていたらマイナスでも引き出さざるを得ません。ある程度はトータルで少なくなっても、「利益確定」をしていくべきではないでしょうか。

現在はどちらの状況も分かるように、インデックス投資信託と毎月分配型投資信託の両方の投信を購入して自分の目で確かめています。もちろん購入した条件は異なるので、一概にどちらが良いかは言えません。自分が納得するやり方で、投資していくのが良いのではないでしょうか。

2015年度の売買したファンドと分配金「インデックス投信編」

ではまず「インデックス投信」と呼ばれるものから見ていきましょう。

・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ Jリートインデックスファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンド

セゾン投信とニッセイのシリーズ買いを、積立やスポット購入で購入していきました。年初から購入しており、セゾン投信にいたっては2014年度後半から購入しています。では結果はどうなのでしょうか。

上から順に+1%、-3%、-2%、-1%という結果です。全く面白みの無いデータですが、1年間毎月購入しても、今一括で購入しても大差ありません、もちろん結果論ですが。

トータルで計算すると、マイナス0.3%という結果になりました。最高でプラス5%近くまで上がり、中国経済不安定で-20%近くでまで下がりましたがよく戻しました。

2015年度の売買したファンドと分配金「毎月分配型投信編」

では次に「毎月分配型投信」と呼ばれるものを見ていきましょう。

・ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)
・マニュライフ・新グローバル配当株ファンド(毎月分配型)

このあたりが分配金再投資基準で年率リターンが安定していましたので、この2つに絞りました。新光J-REITオープンなども考えたのですが、純資産額が下がってきているのと年間リターンが落ち、Jリートに勢いが無くなってきたので購入しませんでした。それに買い付け手数料と、信託財産留保額があるのもマイナス点です。

それに比べて通称ラリートとマニュライフは、純資産額が伸びていて、買い付け手数料と信託財産留保額がありません。ラリートはバブル崩壊後からの基準価格はあまり変わらないのにもかかわらず、毎月分配は出ています。マニュライフは運用結果によって分配金を変更するファンドで、悪いときにはほとんど分配金は出ません。良いときにはボーナス分配もしてくれます。

では結果はどうなのでしょうか。

ラリートが+2%、マニュライフが-2%となっています。分配金を考慮すると、ラリートが、+4%で、マニュライフは-2%となっています。もちろんインデックス投信とは購入したタイミングや構成銘柄が異なるので、一概にどちらが良いとはいえません。

毎月分配型のトータルで見ると、+2%となりました。

2015年度の投資信託は「毎月分配型」に軍配

2015年度は「私の場合」は、毎月分配型に軍配が上がりました。やはり実際に購入していって運用してみないと、分からないこともあります。

ただJリートもグローバルリートも購入して分かったのは、不動産系のリートで個別銘柄で資産を運用するのはリスクが高く、投資信託のリートは優秀だなと感じました。2015年の中国経済不安で-20%近くまで下がったのが、個別の株式で-10%までしか戻ってきていない銘柄があります。投資信託の場合は全体をまんべんなく購入しているようなものなので、ほとんどプラマイゼロに収まっています。

個別銘柄でハイリスクハイリターンを取るか、投資信託でローリスクローリターンを取るかは、自分の投資スタイルで判断するのが良いのではないでしょうか。

投資信託はウサギとカメ

2015年の投資信託で、改めて投資信託は亀だなぁと感じました。資産を運用していくには途方も無い時間が必要で、本当に運用できるのかは怪しく、比較的資産に余裕がありすぐに増やさなくても良い、というスタイルの方には投資信託が合いそうです。

私自身のスタイルとしては、リスクを取っていく運用とリスクを取らない運用を組み合わせてミドルリスクミドルリターンを狙いたいところです。果たして2016年のマーケットは、どのようになっていくのでしょうか。

2015年の資産運用状況のポートフォリオを整理しました。(2016年1月5日追記)