2015年7月の毎月分配型投資信託の入金報告です、さてどんなもんかな?

少し前に購入した毎月分配型投信ですが、早速入金がありました。毎月という事は1ヶ月に1回は決算が行なわれて分配金が出ますので、それが運用益になっていきます。

現在運用している毎月分配型投信は3種類です。では1つずつ見ていくことにします。
はたして利益は出るのでしょうか、プラス運用で資産形成は可能なのでしょうか。それを確かめるには実際にやってみるのが1番わかりやすいでしょう。


ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)

これは世界の不動産投信に投資を行うファンドで、日興アセットマネジメントが運用しています。純資産は1兆2683万というマンモスファンドです。

最近買い付け費用が無料になったことが、購入の最終決め手になりました。毎月分配型は、総じて買い付け手数料が高く、その分は分配金が高いという印象でした。

銀行や証券会社などでも、このファンドを薦められるのが多いのは、口座を開いている会社に手数料が多く入るためです。ですので、この購入手数料が無くなったという事は、オススメするファンドが変更される可能性があることが、純資産額の減少という意味で少しだけ心配です。

平均取得価額3,916円
現在基準価額4,059円

+3.62%運用

こちらは分配金後に購入したため、分配金が出るのは8月からとなります。分配金の内訳などの詳細は来月レポートしていきます。

では実際に分配金が出た投信を見ていきましょう、今回は下記の2つが該当します。

マニュライフ・新グローバル配当株ファンド(毎月分配型)

世界各国の株式に分散投資しているのが特徴で、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが運用しています。

米国や英国の割合が高く、中でも公益事業や金融、電気通信などのサービスへの投資割合が多いなど、比較的安定した業種への投資が主です。投資先は高配当株への投資が主で、株主へ積極的に還元している株式を持つことで有名です。

正直ここは分配金は高くありませんが、3ヶ月に1度のボーナス分配があります。これはあげた利益によって変更になりますが、他のファンドと違う点は基準価額が安定するようにその都度ボーナス配分が決められているということです。

平均取得価額9,685円
現在基準価額10,156円

+4.85%運用

今回は落基準が9,785円で普通分配金が30円となっています。今回は全て普通分配金でした。

アジア・オセアニア・好配当成長株オープン(毎月分配型)

日本を除くアジア・オセアニア地域の好配当の株式に投資するファンドで、岡三アセットマネジメントが運用しています。純資産は8515億円とここも巨大です。

このファンドは買い付け時に3%少しの手数料がかかりますが、それ以上に配当が見込めるので購入しています。銘柄は香港やオーストラリア・台湾・韓国・シンガポールなどが上位を占めています。

内訳は銀行や電気通信サービスなどが主業種で、中国やオーストラリアの4~5%の銀行株などを多数保有しているのが特徴です。

平均取得価額4,131円
現在基準価額4,129円

ー0.04%運用

今回は落基準が4,001円で普通分配金が75円となっています。75円中、10円が特別分配金で65円が普通分配金となりました。

インデックス投信と比べて

インデックス投信のJリートとグローバルリートは現在苦戦しています。評価損益もマイナスで、ここ最近の下落が響いています。毎月分配型投信はほとんどがプラス運用となっています。今後どうなるか分かりませんが、この3種類の動向は注意深く見守っていく予定です。

私自身はインデックス投信派、毎月分配型投信派どちらでもありません。どちらが良いかを判断するのは人それぞれで、それぞれの投資スタイルが存在することは良いことだと思います。そもそも投信ではなく定期預金の方が良いという方もいます、人によって考え方が異なるように、どれが正解かではなく様々な投資スタイルがあるだけのことです。

さて、来月はどうなるのでしょうか。再投資型にはせずに、スポット買いで様子を見ながら購入していきたいと考えています。