天気の悪い季節、台風が多くやってくる季節、外へ出るのも嫌ですよね。ソーラーパネルは風の影響を受けやすい設備です。あなたの家の屋根の上に載っている太陽光のパネル、大丈夫ですか?
一時期よりは落ち着いてきた太陽光パネルの設置ですが、現在までに自宅や野立てなどの発電所施設としてかなりの数が設置されています。
こんなニュースが出ていました。
群馬県や栃木県で15日、大気が不安定になり、群馬県では突風で家屋の損壊が相次いだ。
高さ約6メートル、幅約30メートルのネットと支柱が倒れ、同市三和町で太陽光発電パネル約200枚が飛ばされた。市内では少なくとも建物8棟でガラスが割れるなどの被害が出た。
太陽光パネルが強風で飛ばされたという事件です。民家の屋根の上に載っている太陽光パネルと、野立てで作られているパネルでは少し事情が違います。
特に風を受けやすい沿岸や、風の通り道の家の方は注意が必要です。
自宅の屋根に太陽光(ソーラー)パネルを載せている場合
太陽光を設置するとき、業者によって施工の技術に差があり、トラブルになるケースが相次ぎました。比較サイトや相見積もりなどで、業者同士を比較し信頼のある業者に任せた場合は比較的安心です。
ですが、県外の業者や飛び込みや激安で施工してもらった場合は要注意。
きちんと配線が繋がれているかや、パネルの架台と呼ばれる部分のボルトなどがきちんと設置されているか、屋根の上に登ってみることがないので分かりません。
良い業者の場合は、施工過程などを逐一写真で証拠に残してまとめて見せてもらえたり、定期的なメンテに訪れてくれたりしてもらえます。1ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年点検など、価格に入っている場合やオプションに組み込まれている場合など、アフターケアも様々です。
あなたの施工業者は、太陽光パネルに何かあったとき駆けつけてくれますか?見えない所での発電だからこそ信頼で業者は選びたいものです。
パネルが落ちて自分が怪我するならまだしも、飛んでいって人様に迷惑をかけるなどあってはならないですからね。
野立てで大規模発電所の場合
金額が動く事案な為、比較的大きい規模の業者に任せている場合が多いのではないでしょうか。値段だけで決めた場合、面倒を見てくれない可能性もあります。
太陽光パネルは、メンテナンスも必要ですのでアフターに力を入れてもらいたいものです。
投資案件としてメンテ込みの場合など、業者がしっかり面倒をみてくれる場合は管理責任が問われますので、購入者としては比較的安心できるでしょう。何かあればメンテナンス業者に文句を言えますからね。
ですが、全て自分でメンテナンスもやっているとなれば、定期的に様子を見て危なそうだったら機器を取り替えるなどの措置が必要です。
基本的に野立ての場合は、人があまり通らない場所に作られる発電所の為、自宅の屋根ほど人的な心配は少なそうです。