結婚してからお金が必要になる「奥さん」が知っておくべき「節約方法」について

結婚して「今までの考えがまるっきり変わった」という知り合いの奥さんに、節約方法について教えてもらいました。結婚をすると家庭を預かる身としては何かと「節約」を考えることが増えてきます。ただでさえ貯金からの自己資金と親からの援助で結婚式をあげ、更にハネムーンに結婚指輪と面白いほどお金は羽を生やして飛んでいきます。独身時代とは異なり、お金に対する意識を変えていかなくてはいけません。


生きているだけでお金がかかる

特に何もしなくてもお金はドンドン無くなっていきます。仕事を増やして共働きで収入を増やせば早いですが、皆が皆そんな環境とは限りません。ましてや子供がいればお弁当に宿題に一緒にいる時間も欲しいですが、教育資金も蓄えていかなければなりません。

これと合わせてマイホームの一戸建てやマンションを考えていれば、頭金も必要になってきます。夫婦が2人で働ければきっと「ゆとり」が生まれる・・・と思いきや実はそうではありません。妊娠に出産に外食や旅行にと、夫婦2人や子供と過ごす時間を重要視すればするほど独身時代よりお金は足らなくなるのです。子供が一人ならまだしも、二人、三人と増えてくればそれは加速度的に厳しさを増していきます。

今あるお金と物を把握する

結婚して新生活を送ることになると、暮らし始めが比較的「お金が必要な時期」と言われています。そのため、何が必要で何が必要でないかをきちんと把握する必要があるのです。お金の管理を妻がしているか夫がしているか、もしくは共同管理しているかによって考えも異なりますが、ここでは妻がしているものとして考えます。

今あるもの全てを把握する。

これが最も見落としがちで、時間が経過するにつれて「一番大切な事」だとつくづく感じるようになります。今家にあるものが何かが分からなければ、二重に物を買ってしまうという無駄遣いに繋がるからです。

冷蔵庫の中身を把握していなければ、「ヨーグルトとチーズがまだあったのに・・・多すぎて腐らしそう」となったり、ティッシュペーパーとトイレットペーパーを抱え込んで買って来たのに、実はまだ大量にあって置き場所に困るようになった等の問題がおきます。消耗品ならまだマシですが、生ものはお手上げです。

一人暮らしの経験があると食器や用具が被る

妻も夫も「一人暮らしの経験」があった場合、棚や家具にテーブルといった大型商品もそうですし、食器やお鍋など食卓を彩る小物が2つずつ存在し被ってしまいます。例えば普通の「お鍋」と「圧力鍋」のように、全く異なる製品だったら使う用途があるのかもしれません。しかし同じような製品では完全にどちらか一方しか出番が無く、置物と化してしまうのです。

不要なものは売る方向で考える

大型商品なら粗大ゴミに出すという方法もありますが、自治体によってはお金がかかりますし無料で引き取ってもらえたとしても、その為の手間がかかります。

これは処分しよう・・・ではなくて、近くにあるリサイクルショップや中古屋へ持って行き、売る事で二束三文でもお金になります。大量に持っていくと中には意外と高価で買取してくれるものも存在します。

残念ながら中には全くお金にならないもの(値段が付かない)も、最悪無料で引き取ってもらえることが多いので、家の中も綺麗にスッキリして一石二鳥となります。どうせ手間がかかるなら売りましょう、もしかすると次の方が大事に使ってくれるかもしれませんし、お金の無い一人暮らしの学生が見つけて喜ぶかもしれません。

家から「1番近いスーパー」のポイントカードは必ず作る

自宅から最も近いということは、安くなくても急に必要になった場合は「利用することがある」ということです。行く予定が無いようなところでも家から最も近い「スーパー」と名の付くところは、無料に限り「ポイントカード」が作りましょう。

ポイントカードを駆使する事

新生活ということで、大型家電・小型家電を買い替えたり買い足すことも多くなってきます。その時は可能な限り同じお店で購入し、チラシやアプリで1年間だけ無料で使えるクーポンなどが手に入ればそれを使い、貯まったポイントで買うことで更にお得に揃えることが出来ます。

もらったギフトカードやクオカードが使える店を探し、電気ケトルといった小型家電は720円で、シンプルな体重計は1,000円で購入する事ができました。来店ポイントも貯まり、意外とこのコツコツがありがたいのです。