退職を考えているなら、職場が最も暇な時期が適している明確な理由

仕事をしていると職場で新しい人が入ってきたり、仕事を辞める人が出てきます。退職する時は、必ず良い時期に辞める必要があります。それは退職金・ボーナス・有給休暇・引継ぎという4つのポイントから、最適な時期を判断します。いつどのタイミングで仕事を辞めるべきなのでしょうか。次の職場への転職や引越し等もあり、会社を辞める人が現在の会社の従業員や経理、上司や社長に聞く事は中々難しいといえます。

絶対に忙しい繁忙期に退職設定しないこと

いわゆる繁忙期には、退職することは避けましょう。なぜなら繁忙期は、会社全体がとても忙しく融通が効かないからです。忙しい時期に退職すると、引継ぎや手続き、人手不足により会社に多大な迷惑をかけるだけでなく、自分へのメリットがほとんどありません

忙しいという事は、中々休みが取れずに、周りも仕事に忙しい時期です。残りの有給休暇を全て消化しようと思っても、忙しくて引継ぎが上手くできず、有休休みには入る事が出来ないためです。

退職時期は必ず閑散期に設定すること

有給休暇は働いている従業員の為にあるものであり、会社の繁忙期都合により正常に消化できないのであればデメリット以外の何者でもありません。会社や職場(もしくは事業所)が、年間でいつ頃忙しい繁忙期があるのか、時間が空く閑散期はいつなのか、まずはそこを把握することが大切です。退職時期は必ず、閑散期に設定するように逆算して動きましょう。

転職する予定なら次の職場への入社は、現在の職場の閑散期の次の月に設定するなど、転職先と面談面接時や、内定してからの入社相談も必要です。会社も退職者もお互いが納得して、円満退社できるように持っていくことが大事です。

退職金とボーナスの確認をする

中小企業では退職金もボーナス賞与も無い所も増えています、自分の会社が支給対象かどうか確認しましょう。ボーナスは1年勤務する毎に○万円という規定もありますので、あと少しで増えるタイミングならそれまで待つようにします。普段確認することのない「就業規則」をチェックしましょう。

ボーナスは夏と冬、いつのタイミングでもらえるか、何年も会社にいた方なら分かるはずです。どうせ辞めるならもらってから辞めるようにしましょう。ただし鬱病やストレスで危険な場合は、待っていられない場合もあります。現在の自分の状況と相談して時期を確認します。

また個人事務所や、中小零細の中には就業規則は形だけで、実際にボーナスが出るのかどうかは社長の気分次第で決められる場合があります。そんな会社に限って、ボーナスは「勤務態度や会社の売上状況による」と記載があるものです。

その場合は、もらってから辞めることを伝えるようにしましょう。機嫌を損ねてしまっては(辞めると伝えれば)、もらえるものももらえなくなります。社長や経営者側からすれば、辞める従業員にプラスアルファでお金を渡すほど無駄な費用は無い、と考えているからです。

すぐに転職しないなら残業を多めにする事

会社を辞めた場合、自己都合退職なら3ヵ月後以降、会社都合での解雇などでは1ヶ月以内に給付が開始されるのが失業手当(失業給付・基本手当)です。この金額は、会社を辞める半年間の給与をボーナス賞与を除いた金額で計算し、その割合に応じて5掛け~8掛けで算出されます。

ということは、直前の半年間は残業を多めにすると給与を増やすことが出来ます。そうすると失業手当も増えますので、長期計画を立てているなら有効な方法と言えます。

但し、中小企業の中には残業しても手当てをつけなかったり、サービス残業を強いる企業も数多く存在します。中には残業込みの「みなし残業代」を設定している企業もあります。その場合は無駄な残業をせずに、定時で上がるように努力しましょう。

退職する日は2パターンあります

1つは月末の締め日です。締め日で退職すると、その対象月は健康保険・年金(社会保険)を会社との折半扱いで支払うことが出来ます。

締め日の前の場合は、次の月からは自分で社会保険を納める必要が出てきます。記録として残すには会社の社会保険に入っていたほうが有利ですが、今後の保険・年金事情を考えると一概にどちらが得かは誰にも分かりません。

切り替えるタイミングや、支払う差額分を考えてどちらにした方がよいか、考えてから辞める日を設定しましょう。

早期退職者を募集している場合

企業によっては「早期退職者」を募集している場合があります。会社の再建を目指している企業であったり、いろいろな理由がある為ですが早期に退職をすると退職金が多めにもらえます。しかしこれは当然の事で、1年ごとに50万円退職金が増えるなら半年早まると現在の退職金に25万がプラスされます。

現在の退職金に25万プラスされても、1年後に50万プラスされても結果は全く同じです。通常1年単位での査定が、特別に日割り計算として半年計算してくれるだけの話です。本当に早期に退職すれば得かは、ここでは判断できないのです。

閑散期に有休取得して辞めるのが正解

基本的な考えとしては、会社の閑散期にきちんと有給休暇を全て消化します。その上でボーナスや退職金を上手くもらえる月を探し、引継ぎを早めにして円満退職します。これが退職する上での最も効率の良い辞め方なのです。