仕事と一口に言っても「学生のアルバイト」から「社員としての仕事」や「パートの仕事」まで様々な環境が存在します。どうして楽しいと感じることができないのでしょうか、原因と解決方法を考えてみましょう。
目次
仕事に対する世間のイメージは?
google(グーグル)で検索する際に、仕事と入力してみました。どのようなキーワードで検索されているのでしょうか。時期やタイミングによって変動はしますが、概ねこのようになっているのではないでしょうか。
「行きたくない」「辞めたい」「英語」「できない」「楽しい」「辛い」「疲れた」「やめたい」「失敗」「モチベーション」がヒットします。
これを2つに分けてみましょう。
仕事に対して良いイメージのキーワードは?
仕事に対してポジティブなキーワードは以下になります。
「楽しい」「英語」です。
楽しいというのは恐らく「学生のアルバイト」が該当しているのではないでしょうか。基本的に高校生や大学生はノルマもなく、辞める事によるリスクはありません。生活がかかっているのなら別でしょうが、「アルバイトで雇いたい」と思ってもらえる企業はたくさんあります。サークルのようなイメージで、友達ができるかや社会経験としてお金を稼ぐのもありますが、学校とは異なる楽しさを探しているのです。
では「英語」はどうでしょう。これは仕事で英語が必要になった事や、英語ができると新しい仕事や幅が広がるのではないかという、比較的ポジティブな考え方が多いでしょう。嫌々英語を学ぶという方は少ないでしょう、なぜなら日本では英語が必要になる仕事はかなり少ない為です。
仕事に対して悪いイメージのキーワードは?
仕事に対してネガティブなキーワードは以下になります。
「行きたくない」「辞めたい」「できない」「辛い」「疲れた」「やめたい」「失敗」「モチベーション」
10個キーワードをあげれば上位には「8個」もネガティブなキーワードが上がってきています。ということは「仕事はそういうもの」なのでしょうか。
この中の注目点として「モチベーション」があります。
これは仕事をしているが、モチベーションが上がらない、やる気が出てこないということです。どうすればモチベーションが上がるのか、模索したり不思議に思ったりしている為で、関心はある、つまりはモチベーションが上がればもっと仕事がしたいと思える人物でしょう。
なぜ仕事が楽しくないのか
大きく分けると2つの可能性があります。それは「仕事の内容が原因」か「仕事の環境が原因」ということです。
ということはそれらを解決することができれば、仕事が楽しくなる可能性があります。では具体的にどういう事なのでしょうか。
仕事が楽しくないのは「仕事の内容が原因」とは?
簡単に言うと貴方が今の仕事に「合っていない」からです。別にやりたくて今の仕事についている訳ではないのです。本当は○○がやりたかったのに、今は○○をしているという方がほとんどです。
本当は企画をやりたかったが営業をしている、楽しくない・・・それはあなたが営業に合っていないからです。では企画をするにはどうすれば良いのか、そもそも企画できるだけの力があなたにはあるのか、それを考える必要が出てきます。
企画の考え方やアイデアを整理し、アピールできるようにすれば転職として企画に応募するのも手です。考え方を変えれば、現在の仕事を企画にもっていくのはいかがでしょうか。営業するための企画をするのです、どのようにすれば購入してもらえるか、上手く相手に伝えることができるのか、それをあなた自身が企画するのです。
現在の仕事を退職して転職するか、現在の仕事をやりたい仕事と無理やり結びつけてやりたい仕事にしてしまうか、これが解決方法です。
仕事が楽しくないのは「仕事の環境が原因」とは?
周りに恵まれない、頑張れる環境が用意されていない、誰も信用できない、そんな職場だと思っている方は多いです。しかし行動せずにそう考えてしまうのは考え物で、1つずつ解決策を講じれば案外簡単だったという話も多いです。
例えば会社の空気が重くて息苦しい場合、自分から積極的に声をかけたり、差し入れをしたり、仕事の話題を振ってみたり、あえて嫌いな上司に話しかけてみたりすると突破口が見えることもあります。
上司が自分を認めてくれず、怒られてばかり・・・では、上司は誰に対しても怒り続けているのでしょうか。その場合は上司は病気やノイローゼになってしまいます。よく観察してみると、特定の人物には優しかったり褒めたりしているものです。それを分析してみてください、上司に会話を合わせたり、上司の好きな話題をこちらから持ちかけるのです。すると向こうの態度も変わってきたり、コツを教えてもらえるかもしれません。
自分で変えられる環境というのは実は多いということが分かります。もし上司に掛け合う際は、周りの根回しをしておいたり、常日頃から仕事に対して真面目にしていれば話は聞いてもらえるはずです。出来る社員を辞めさすという事は、上司にとってはデメリットしかないのです。
キーワードは「他人」と「観察」と「会話」
物事を良い方向にしていきたいなら、相手をよく観察し行動してください。黙っていれば現状に満足していて、文句がないと思われます。いいたいことがあればこちらから積極的に相手と話すべきで、コミュニケーションが1番大事です。黙っていることは悪でしかありません、相手の事を知り日頃から自分からコミュニケーションを取ると不思議と物事は解決していきます。
それでもどうしても解決に持っていけないようなら、その職場はその程度の会社だったという事で諦めるか辞めるか、その方向に考えましょう。