クレジットカードを使うには、実際に持っていなくても大丈夫な理由とは?

お店で買い物をした際に支払い方法として、どんな決済手段を用いますか。1番身近なものが現金払い、その次がクレジットカードとカード支払いは日本では特に人気です。しかしクレジットカードには良い面、悪い面があることも事実で、クレジットカードで支払いを完了するには別に持っていなくても困りません。どういうことなのでしょうか。


クレジットカードの番号の意味

クレジットカードにはカード番号が記載されています。その先頭の番号を見るだけで、どこの国際ブランドを使っているカードかということが分かります。

3から始まる
JCB(ジェイシービー)・Diners Club(ダイナーズクラブ)・American Express(アメリカンエキスプレス)ことアメックス

4から始まる
VISA(ビザ)

5から始まる
MasterCard(マスターカード)

と決まっています。ですのでVISAで7から入力した場合、即刻これは無効カードということが伝わるのです。きちんとしたカードか、無効な番号かはこのようなところでもチェックされています。

ネットショッピング時にカードの入力を求められる

インターネットショッピング、例えばAmazon(アマゾン)、楽天市場、ヤフーショッピングなどで欲しい商品を購入する際に、代金引換(代引き)や銀行振込を差し置いて「クレジットカード」が最も人気です。その際はカードの番号の他に、有効年月日と名義人名を入力し、セキュリティーの高いところではセキュリティーコードを入力します。

ということは、別にカードを現在進行形で手元に持っておく必要は無い、ということになります。持っていなくても番号さえ控えていれば、その場で使うことが出来ますが実店舗ではありえません。

逆にいうと、この情報が漏洩してしまうと勝手にクレジットカードを犯罪に使われる可能性が出てくるわけです。セキュリティーの甘いサイトや、海外の良く分からないサイトで使用して情報が漏れて被害に合ったという話は良く聞かれます。

もちろんインターネット上にだけ罠が潜んでいるのではありません。いつの間にか情報を抜き取られクローンカードとして複製させるスキミングや、財布の中に入れたまま置き忘れたり、他人にカードの面を見られたり写真に撮られたりすると危険です。

最近ではSNSに写真をアップする際にも、そういったカードや個人情報が写っていないかどうかを確認する必要があります。一度拡散されてしまうと収拾が付かなくなってしまうからです。もし不正利用の可能性が出てきたり、危ないと感じたらすぐにクレジットカード会社に連絡してカードの停止を申し出ましょう。

セキュリティーコードとは?

クレジットカードの高いセキュリティーを意味する中に「セキュリティーコード」というものがあります。これはその名の通り、セキュリティーを上げてくれる数字で、カードを持っている方にしか分からない数字です。

クレジットカードの情報が漏れた場合、カードの表面の情報が漏洩した場合でも、裏面のセキュリティーコードが漏れていなければ、そこで犯罪が止まります。

JCB/VISA/MasterCard/Diners Clubの場合
これらのクレジットカードの場合は、カード裏面の書名欄に書かれている数字です。右から数えて3桁数字がそれに該当します。

American Express(アメックス)
アメックスの場合は、表の右上に記載されている4桁で表面に全て情報が表示されているので注意が必要です。表面は絶対に他人に見られないようにしましょう。