小さい会社でも入る前に「会社名」でブラック企業かどうかが分かる

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近年ブラック企業が大きな社会問題となり、サービス残業やパワハラなど会社が労働者の事を考えず仕事の内外で負担を強いている状況があります。過労や欝病(うつ)など手遅れになる前に会社から離れれば良いですが、働いていると感覚が麻痺しそこが普通だと考えてしまいます。ではブラック企業かどうか判断するにはどうすれば良いのでしょうか。

残業時間で問題のある会社かどうか分かるか?

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出典:VORKERS

今働いている会社、或いは以前働いて会社の残業時間は何時間だったでしょうか。定時で上がれるに越したことは無いですが、中々そうも行かないのが現実です。ニュースでは100時間以上残業して精神的に参ってしまい、という出来事がありました。

残業が多いのは25歳前後から35歳までが1番多くなっています。残業の平均時間は約47時間と出ていますが、残業時間が多いのは年収1,500万以上ということで大多数は参考にはならないでしょう。コンサルティング会社や広告代理店、不動産や放送関連が日本で屈指の残業多発分野です。

中には残業代が出ないところもあるので、残業代が出ない場合は無条件でブラック企業ということになります。出たとしても体を壊すような会社は、自分にあっていないかブラックと言えます。部下が体を壊したり病気になるという事は、上司や上役が管理していないからであり会社の体質に問題がある場合が多いでしょう。

小さい会社でもブラック企業と見抜くには?

あまり知られていませんが、厚生労働省には「労働保険適用事業場検索」というサイトがあります。これは労働者を雇用した場合は、労働保険等へ加入をすることが決まっており加入していない企業は違反している、つまりブラック企業という事になります。

このように会社(事業所)の都道府県を選び、事業主名と所在地を入れましょう。例えば都道府県に「東京都」を指定し、事業主名に「ローソン」と入れます。所在地に「シンジュク」と入れます。そうすると東京都新宿区にあるローソンの、保険適用状況が分かります。

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事業主名と所在地を確かめて、適用状況を見てみましょう。雇用保険・労災保険が入っています。大手企業の場合はこのように問題ありませんが、中小零細では記入が無い企業もあるかもしれません、その場合は労働者を1人でも雇っている場合、ブラック企業認定というわけです。

労災保険・雇用保険などいざという時に働く人を守ってくれる加入して当たり前の制度、入っていない企業で働くのは絶対にやめましょう。見つけた場合、所轄の労働局や職業安定所に言うと行政指導してくれます。

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しかし中にはいろいろ検索してみると、このようなものもヒットします。労災保険には入っているが、雇用保険には入っていないというものです。通常は雇用保険に入る義務がありますが、中には一部例外も存在します。

正社員で雇用保険に入っていない人も中にはいるようで、どういう理由があるのでしょうか。

私も以前、正社員なのに雇用保険に入ってない会社に勤めていました。

あり得ないと思ったので、雇用保険に加入して欲しいといいましたが、「雇用保険は労災と一緒に入らないといけないの。そうすると一人に対する負担がかなり大きいから、健康保険に加入してるだけありがたいと思ってちょうだい」と言われました・・・。出入りしている税理士さんに相談してもムダでした。

出典:正社員で雇用保険がない会社ってありますか?

このように会社側の負担が大きいから、という理由が多くなっています。これは社会保険に未加入と似ています。厚生年金・健康保険未加入で自分で支払わなければならなくなります。つまり会社側が得をする為に、従業員の負担を増やし犠牲になってもらおうというものなのです。

ブラック企業かどうかは実際に入って見なければ分からないことが多いですが、外から見て明らかにブラックだと分かるところは事前にチェックして候補から外しましょう。