2016年ソーシャルレンディング「予想分配金額」と新サービスについて

出典:maneo

2016年もソーシャルレンディング(クラウドファンディング)へ投資を行っていきます。2015年に比べて投資先も増えてきましたが、同時にリスクの高い商品も増えてきました。現在の状況と今後の見通し、新しいサービスについて書いていきます。

マネオ(maneo)

1月末には成立融資総額が400億円を突破した、最大手のソーシャルレンディングサービス会社です。現在主に投資しているのは下記ファンドです。

1:ロジコムの保証付き、LCレンディングセレクトファンド
2:事業性資金支援ローンのファンド
3:不動産担保付きローンのファンド

上場会社のロジコムグループが「LCレンディング」を始めているが、マネオでも募集がかかっていました。本サイトの募集状況を見てみると、中々枠が埋まらない様子でマネオでも出張募集しているようです。利回りは低目だが、東証ジャスダック上場会社が連帯保証しているのが安心感として大きい。いわゆるリスクを分散するつもりで投資先に選びました。

その他は太陽光の開発案件であったりします、土地を購入してそこに施設を建設し、売電を始めてそれを売るというものです。案件によって、第1順位や第2順位の根抵当権になっていたりはします。少し心配ですが、上場会社の子会社が実質的に保証しているので、ある程度は問題は無いのではないでしょうか。

最近ではアミューズメント企業での運転資金や、不動産の取得運営に関する事業への投資案件などもあるようです。ただ中には担保が第3順位のものもあり、何かあった際「戻ってくるのかね?」と言わざるを得ない案件もあるので、そういった案件は利回りが総じて高めです。

運用期間は1年前後のものが多いですが、最近では3ヶ月や5ヶ月といった半年以内の短期のローンファンドも見かけます。

クラウドバンク(crowdbank)

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出典:crowdbank

復活してからは、実に様々な案件が飛び交っています。風力発電ファンドなどもあり、個人的には非常に興味深いものです。発電と言えば太陽光が主力の日本ですが、風力がどの程度勢力を伸ばすか、個人では中々手が出せないようですがファンドとしては面白いです。

1:中小企業支援型ローンファンド
2:代替エネルギー特化型ローンファンド

以上に投資しています。ここのファンドは、比較的運用期間が短いので、総合的な利回りは下がりますが流動性が高い(現金として戻ってくるという意味)ので、面白いです。他社のサービスで36ヶ月の運用期間なんてありましたが、3年後景気がどうなっているかなんて分かりません。比較的早めに償還してもらえるのは、リスク軽減になりそうです。

2015年と比べて、管理画面や投資について分かりやすくなったのもポイントが高いです。利回りは普通ですが、運用期間が短いのでバランスが取れています。

ラッキーバンク(lucky-bank)

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出典:lucky-bank

昔は利回りの高さで人が殺到し、投資できなくてブチぎれしそうになったこともあるラッキーバンクです。最近は他社も力をつけてきたようで、落ち着いた投資が出来るようになりました。

1:不動産担保ローンファンド

といっても、全て不動産関係のファンドで構成されています。主に東京の港区や中央区などのオフィスビル関連が多いです。年末までは戸建てのローンファンドもありましたね。細かい資料なども載っているのもありがたいです。ただし、最近では運用期間が長いものが多くなってきたのが少し心配ですが、その分利回りが高めなので我慢です。

基本的に同じ案件の分散募集が多いので、いつ投資しようが分散投資にはなりません。投資信託の解約からこちらに移動させたいのですが、現在株価がよろしくないので動かせないでいたりします。

2016年の現在の見通し

2016年の収益予測です、源泉徴収後の金額となっていますがあくまで予想ですので前後するとともに、半年で償還のファンドも結構あります。それを再度投資に回せばこれより更に利回りは伸びると予想されます。

【2016年01月】4,282円
【2016年02月】827円
【2016年03月】2,516円
【2016年04月】10,256円
【2016年05月】7,076円
【2016年06月】7,283円
【2016年07月】7,076円
【2016年08月】6,483円
【2016年09月】6,278円
【2016年10月】4,222円
【2016年11月】4,361円
【2016年12月】4,222円

2016年度予想分配金 64,082円

現在の投資額が135万円ですので、利回りは税引き後で4.75%です。少し少ないですね、投資するタイミングが遅れたのと、半年以下の案件がいくつかあるので、年度の後半に分配金が減っています。それを考えると年間通して6%近くまで引き上げたいものです。しかしリスクも高くなってくるので、分散するのと案件内容を吟味する必要があります。

ガイアファンディングについて

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出典:gaiafunding

マネオが募集元になっている新しいサービスで、ガイアファンディングというものがあります。投資家の数はまだ800人程度ですが、主にアメリカ不動産事業への投資です。

アメリカで土地を購入して建築する為の資金です。高級なお家という感じですが、1年前後の中長期投資として募集されています。利回りが非常に高いのですが、それはリスクの裏返しでもあります。不動産鑑定評価額に対して、融資金がやけに低いなぁと感じてたのですが、調べてみました。

ガイアファンディングは基本的に、2番抵当とのことです。1番と2番の金額を足しても完成後の価値の6~7割に収まっているとのこと。

ソース元:ガイアの案件について(動画)

具体的に言うと、鑑定評価が約5億の案件があったとします。投資家から約5000万円を調達するのですが、担保有りとしている。つまり残りの約4億5千万円の中に1番抵当が入っているということになります。2番なので1番の話は出したくないのでしょうが、ファンドの募集ページに1番の抵当がどれくらいなのか明記してもらいたいものです。

あと気になったのは、金融商品の取引業者と登録の両方が無いこと。マネオは第2種と賃金業を取得済み。現在のスキームでは必要無さそうですが、このあたりはどうだろうか。

海外への投資で利回りも高く魅力的ですが、マネオとは別に口座を開く必要もあります。

クラウドリースについて

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出典:crowdlease

こちらも募集はマネオが行っています。主に中小企業・ベンチャー企業の支援の為のプラットフォームです。中小企業・ベンチャー企業といっても案件を見てみると、年商100億以上の事業規模の募集がされています。

現在はアミューズメント事業者が多いそうです。定義は曖昧ですが、パチンコとかそういう系なのでしょうか、よく分かりません。

こちらも第2種の金融商品業者登録はありません。子会社が申請中というニュースをどこかで見かけましたが、どうなのでしょうか。

始まったばかりですので登録者は約200人ですが、内容は面白そうではあります。ただし中小企業やベンチャー企業への投資はリスクが高いのは、世間の常識でもあります。

帝国データバンクの大型倒産で、アミューズメント関連のニュースを見たばかりで今後この業界はどうなんだろうか、とも個人的に思います。こちらもマネオとは別に口座を開く必要があります。

2016年はどうなるか

延滞やデフォルトが無ければよいのですが、さて1年後どうなっているのでしょうか。新規参入企業も増えて戦国時代になってきたソーシャルレンディング業界、各社は独自の強みを出して拡大していきます。リスクとリターンを天秤にかけて、どの程度まで許容できるのか、投資をする際はそれを頭の片隅に置いて考えなければなりません。